パッシブソーラー ( ソーラーシステム そよ風2 ・ OMソーラー(参考)
地元九州の木で家を建てよう | 地域素材・エコマテリアル
従来の《そよ風》からさらにシンプルになった新しいソーラーシステムです
新しいからといって特別な仕掛けはありません!
建築的には従来の屋根をそのまま排気として使うだけで、
何ら今までと変わりありません!
あとは、1つのファンユニットが夏冬の空気制御をうまくコントロールしてくれます。
夏は室内のこもった空気を軒先の取入口へ吹き出すことで屋根の熱が抑えられ、2階やロフト・小屋裏には屋根からの輻射熱は感じられません!
ここの空気経路が唯一これまでとちがうところで、夜間の冷風運転も比較的早い時間帯から作動しますし、循環モードによりさらに効果も高まります!
屋根が全て解決をしてくれますので、誰でも簡単にできる単純なしくみとなっています!
(但し、お湯採りをしない場合に限ります!)
※システム図の最下に《そよ風2》を試みて想う!掲載!・・↓↓スクロール↓↓
これからの夏をどうしのぐのか!当初から夏の対策がパッシブソーラーの課題でもあり、とても大切なテーマであった。
《そよ風》はもともとOMの技術を継承し、改善しながら、常に前向きに取り組んでいる。 そして、シンプルで簡単、現場において誰にでもできるパッシブソーラーへと進化している。
この新しい《そよ風2》はこれまでの空気流れの概念をさらに完結へと導いている。
つまり取入口と排気口が同じ部位にあり、冬の取入れも夏の排気も同じ屋根で解決されている。 それによって夏場の棟温度は室温とほぼ同じ温度にあり、軒先に吹き出すことで、屋根の輻射熱を感じることはなく、室内も快適となる。
わずか一つの経路・空気流れを変えるのにも、これまでの経験があって 成し得る 友さんでしかできない技術と考える。
その建築的シンプルな仕組みに《そよ風2》の良さがあり、また"パッシブデザイン"としてのおもしろさも感じられる。
環境創機のホームページ ”《そよ風・ヒストリー》 ”でもその歴史や経緯は詳しく書かれてありますが、 日々、技術の工夫を積み重ね、進化させてきたものが今の《そよ風2》と考える。
OMソーラーは奥村さんや友さんの手から離れてすでに10年以上経過しています。
多くの建築家や設計事務所もOMから外れ、早いもので8年となりました。
当時、OMはパッシブソーラーの代名詞のような存在でありましたが、パッシブの本質的な視点からみて今、夏場をどう対処しているのだろうか?
かつて・おもしろい!もったいない!と、OMの思想に共感され加盟した工務店にとって、今もなおおもしろい取組みとなっているのだろうか?・・
一人のOMソーラーOBとして興味深いところである!
自身、OM当初から含めると、パッシブソーラーに取り組んで25年以上の歳月が経過しました。 これまで100件近くのパッシブソーラーを手掛けました。
弊社が住宅を設計する上でも、この《そよ風》は基本であり、また設計の原点でもあります。快適性やデザインの質を高める為にも欠かせない存在となりました。
住宅は元来”ここち良さや気持ちよさ”と言った観点では、 アクティブな光発電や気密の高いエコハウスでは、必ずしもかなうことではなくて" すまい"という住宅の持つ本質的なところが大切で、家だけではなく外との関係性が大事と思う。 ものづくりには、これが一番!というものはないけれど、 自分達に合った温熱環境を現場でほどよく調整し、自然や気候風土にも共生している、そんな家を造りたい!と思っている。
あれこれと欲張ることはせず、地域に根差した建築で誰もが心地ち良いと感じる!パッシブな家を追及していきたいと考えております。
現在、太陽熱を利用する空気集熱式ソーラーシステムは、一部のグループや地域でいくつか枝分かれしており、各々で技術や思想を引き継ぎ、普及に向けて取り組まれております。 その中でもこの《そよ風》は次世代を担うソーラーシステム として現在、各地で大きな広がりをみせています。
全国450社を超える工務店や設計事務所とのつながりを持つ《そよ風ネットワーク》のさらなる進化に期待をしたい!
OMのOB会 金山・銀山温泉を訪れる旅 総勢38人(平成24年11月9日)
この旅行の翌月12月27日に奥村さんが他界され,惜しくも最後の旅行となった...
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冬に暖かいのは当然のこと
暖房・給湯・涼風・循環の機能を持った上に
夏に涼しいソーラーハウス
制御盤TC-7と《そよカルク》のご紹介。 最新の制御盤TC-8はコチラ
新しい制御盤TC−7は、SDカードを挿してデータが記録できるようになっています。
さらに《そよカルク》にてウェブ上でデータを見ることができます。
パソコンやiPadなど、ウェブとSDカードを利用できる環境があれば可能です。
詳しくは環境創機のHPにて紹介されております。
環境創機株式会社 |
みんなで低炭素社会をつくっていこうよ!の合い言葉「Fun to share」
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